2022年7月12日火曜日

Visiting Quebec city

ケベックシティ

ケベックシティにあるUniversity  of Lavalで働く大学院時代の元同僚二人を訪ねて、ケベックシティにやってきました。

モントリオールとケベックシティはVIAで約3時間30分の道のりです。距離はおよそ250kmです。こちらの列車はディーゼル車両で、日本の新幹線と比べれば、だいぶゆっくり進みます。

けっこう前に予約もして、準備万端と思っていたのですが、ケベックシティに向かう2日前になってVIAからメールが。。

「労働組合と会社側の労使交渉が難航し、このまま物別れに終われば11日から1週間はすべての列車がキャンセルになります」

そうだった。ここはカナダ、しかもケベックだったんだ。

こういう時に大切なのは、期待値をぐっと下げること。しっかり学びを活かします。ケベックシティに行ければラッキー、行けなければ残念でした。くらいに思っていればいいんです。今回の旅の主要な目的の一つであっても。

結果的に、労使交渉は少し進展があり、ひとまず今日は列車が通常運行となりケベックシティには来ることができました。今日の16:00時点で、交渉がまとまらなければ明日の列車はキャンセルになるのでバスか飛行機で帰ることになります。

労働者がしっかり権利を主張しているのは素晴らしいことだ、と受け止めておきます。

今回はビジネスクラスをとったので、だいぶ座席もサービスも良いです。
食事サービスつきです!








2022年7月11日月曜日

同じ学会に参加して感じる小さな成長

こんにちは。 

今回参加している学会は2014年にバンクーバーで開催された際にも参加したISPGRという国際学会です。 この学会は北米、ヨーロッパだけではなく日本からの参加者も多く、2014年のこの学会やその後の学会で知り合った方々とはいまも仕事で様々な形でご一緒させていただいてます。 2014年に参加した際にはまだモントリオールにも来たばかりで、何が何だかよく分からないまま参加していました。 今回の学会では少し成長を感じました。 

1. 準備が良くできていた 

何事も準備が大切です。学会の1ヶ月前から資料づくりやプレゼン練習を少しずつやっていました。本番も様々なパターンで説明できていたと思います。 この学会はエンジニア、神経科学、リハビリテーションなど様々なバックグラウンドを持った研究者が集まります。 聞き手の興味や背景知識に応じて説明を変えるのも大切なことです。相手に伝わらないと意味ないですからね。 

2. ポスターの視認性が高まった

少し前に作ったポスターを見たら、ずいぶん文字が多いことに気づきました。 今回はかなり図を駆使して、分かりやすい内容になったと思います。ただ、発表してみて、反省も残るのでこの点は次回の課題です。 

3. 発表以外の時間で多くの研究者と交流できた 

対面式学会に参加する大きな目的の一つが、他の研究者との交流です。同じような研究をしている人とは自然に会話も弾みます。次回の学会でも是非会おう、というようになってお互いにモチベーションが上がります。 

4.自分の研究を知ってくれてる人がいた 

知らないイスラエルの研究グループの人が、私のポスターのところにやってきて、「あなたがYosukeね!あえてとても嬉しいわ!」と少し興奮気味に話しかけてきました。よく聞くと、私と似た研究をしていて、これまでに出版した私の論文を褒めてくれました。 その人の口述発表を聞きに行ったら、イントロの最初のスライドで私の論文を引用してくれていました。 同じような研究をしている人たちが集まっていますので、このようなことがあるのも、当然なのかもしれません。でもやっぱり嬉しかったです。 自分の研究が他の人の役に立つことを目の当たりにすることってほとんどないので、このようなことがあるとすごくモチベーションになります。 そのイスラエルの研究グループとは、今後も是非連絡を取り合って、お互い頑張ろうね、と励ましあって別れました。 

久々の対面式の学会でしたが、オンラインにはない経験がたくさん詰まっていました。 
また次の学会に参加できるように、日々の地味な仕事をコツコツ頑張ろう、と思います。

Back to Montreal

こんにちは。大変ご無沙汰しております。Yosukeです。

2017年7月以来、5年ぶりにモントリオールに戻ってきました。今回は学会と研究の打ち合わせを兼ねて、2週間滞在しています。

こんなに長い間モントリオールに戻らないとは予想もしていなかったですがモントリオールは全く変わっていませんでした。

もちろんコロナの影響もあり、よく行っていたお店がなくなっているなどの物理的な変化は多少ありますが、基本的に大きな変化は感じません。いまは夏なので、町の人々はリラックスして心に少し余裕を感じます。冬の後半は人々の心に余裕がなくなり、また殺伐とするのですが、今回はそれを感じることもありません笑

滞在開始から1週間がたちましたが、とにかく、こちらは涼しいです。
日本に帰国した後も走ることだけは続けていましたが、この時期は暑すぎて長くて7km程度がやっとでした。モントリオールに到着した後、すでに宿⇔Mont-Royalコース15.5kmのランニングを4回しました。Mont-Royalのタイムトライアルもしましたが、20分すら切ることができず。。留学中と比べて身体の衰えを感じました。もう留学開始から10年近く経つわけですので、当然ですが。。





2017年12月26日火曜日

Diplomaが到着!!

こんにちは。お久しぶりです。今年も残すところわずかですね。

昨年から今年にかけては、子どもが生まれ、必死でThesisを書き、家財を売り払い、モントリオールのアパートを引き払い、日本に家族3人で帰国し、日本のアパートに移り住み、就職面接し、就職し、またモントリオールでDefenseして...と盛りだくさん過ぎました。思い出すだけでちょっと「ウッ...」と吐き気をもよおすね、と妻と話しています。

さて、先日、Diplomaが日本の自宅に届きました。
10月末のConvocationに出席できなかった人は翌日から大学でピックアップすることができますが、自分はピックアップすることもなく1ヶ月が経ち、その時点でまだ大学に残っているDiplomaは登録された住所に郵送される仕組みになっています。
今年の夏にDefenseのためにモントリオールに行った際にDiploma用のフレームを買っていたので、早速入れました。


Diplomaはラテン語です。何と書いてあるかわからないため、念のため英語のオフィシャルの翻訳も別紙で付けてもらいました。

これで本当の本当に卒業です。
博士課程...終わったんですね。もう最近はMcGillの同窓会のメールが届くようになりました。

こんな日が来るとは、4年前は全く想像できていませんでした(4年前の記事)。
届けば紙きれ一枚ですが、この紙のために本当に全力で取り組みました。
応援してくださった方々、本当にありがとうございます。

このブログですが、今後留学を志す方、あるいは留学中の方や留学・海外生活を垣間見たい方などに、多少情報提供ができるかもしれません。更新していない期間中にもアクセスしていただいている方がかなりの数いらっしゃるようですので、こんなブログでも存在価値があるなら、まだしばらくは残しておきたいと思います。

帰国後、家庭生活は至って順調なのですが、仕事面では日本の生活に適応するのに実は少し苦労しています。日本の大学という組織がカナダとは全く、全く異なり戸惑うことが多いのが実情です(日本・カナダどちらも良し悪しがあります)。日本の大学での仕事の様子もアップデートしていけたらいいですが、現状は余裕がないですね。。。少しずつ、、、ということで。

2017年8月26日土曜日

Defense後の手続き

こんにちは。

7月29日に日本に帰国後、この10年くらいで最も体調を崩し、気管支炎になり、その後なぜかウィルス性の筋炎とみられる筋力低下が起きました。Defenseに向けて張りつめていた緊張が急に解けて、免疫まで油断してしまったのかもしれません。

いまはだいぶ体調も戻り、落ち着いてきました。
先日は結婚記念日のお祝いに数年ぶりに横浜に行ってきました。神奈川出身で横浜もずいぶん行ったのに、群馬とカナダでの生活ですっかりお上りさんになってしまいました。



さて、Defenseを終えてすべて終わったかのように見えますが、実はdefense後も、レビュアーに指摘された事項を修正して博士論文の最終提出をしなければなりません。
提出はdefenseの一か月以内と定められていますが、自分は8月15日の締め切りに間に合わせたかったため、帰国後、根詰めて一気に終わらせ、8月11日に最終提出しました。体調を崩したのはその影響もあるかもしれないですね。。

学位授与は卒業式(convocation)で行われるのですが、McGill大学の場合卒業式は例年6月、10月、2月の年3回(4ヶ月に一度)行われます。10月の卒業式に間に合わせるには、8月15日までに最終提出を終える必要がありました。特に急ぐ理由もないですが、早く全て終わらせたい一心で、今回は頑張りました。そのおかげで、10月末に学位記が発行される予定です。本当は卒業式も行きたいところですが、そのためだけに家族を置いて職場にも迷惑をかけられませんので、今回は(次回はないですが)行けません。

ちなみに、McGill大学の博士課程の卒業生が着るガウンと帽子は最強にダサいと有名です。


学位記は、卒業式の1ヶ月後に郵送される予定ですので、手元に届くのは11月末か12月初旬ということになります。今も、博士課程での研究結果の解析や論文執筆を行っているのであまり実感は湧きませんが、学位が届けば本当に終わったんだ・・・という実感が湧くかと思います。


2017年7月28日金曜日

PhD oral defense

こんにちは。
去る7月25日、PhD oral defenseを終え、無事にパスすることができました。
当日は、9:00開始でしたが8:00には会場に入り準備してました。





私が所属する学科のdefenseはアットホームで、軽食やコーヒーを同じ研究室の同僚が準備してくれ、合格の知らせの後にはDeanがシャンパンを振る舞ってくれます。
私は日本から持ってきた八ツ橋とキットカットもテーブルに並べて置きました。



当日は同じ研究所の同僚やクラスメイトなど30人くらいが来てくれました。
Defenseのプレゼンは、練習のおかげで良くできていたと思います(自画自賛)。発表時間も30分の制限の中28分とちょうど良かったですし、聴衆の反応を見ながら内容を調整することもできました。質疑では、なにを聞かれたかはメモしたのでよく覚えているのですが、どんな風に答えたのかはさっぱり覚えていません。



今後は評価者からのコメントに沿って論文の修正をしますが、主に英語のグラマーや誤字に関する指摘ばかりでしたので、すぐ修正して片付けたいと思います。8月15日までに提出すれば10月に学位記が日本に発送されます。巨大な学位記のフレームもdefense後すぐにちゃっかり買っておきました。

明日朝の飛行機で日本に帰ります。時差ボケから治ることなく帰国となり、月曜日からはまた仕事です。

凉しい(朝晩は寒い)モントリオールから灼熱の日本に帰るのが心残りがありますが、日本で応援してくれていた家族がいるので帰ります。

2017年7月25日火曜日

This is the day!

いよいよこの日がやってきました。Defense当日。
予想通り、時差ボケと緊張で朝2:30くらいから起きてしまい、結局Defenseの準備をしています。

一昨日の夜は自分の指導教員がフロリダでの学会から帰宅したすぐ後に、彼女の家でみっちり3時間練習につきあってもらいました。そして昨日はまた研究室の同僚にもプレゼンを見てもらい、様々な指摘やアドバイスをもらいました。本当に最後まで良い同僚です。

モントリオールに金曜夜に到着し、それから30分のプレゼンを多分20回以上練習しています。パスするかどうかというよりも、これまでの4年間の苦行の成果をこれまでお世話になった人たちにしっかり発表することが大事だと思います。

プレゼンの開始は9:00AM。そろそろ朝ごはんを食べて、早めに会場に入って準備したいと思います。今日は他の学部に所属していた友人たちも応援に来てくれます。発表もそうですが、どんなディスカッションや質疑になるか楽しみです!

では行ってきます。

2017年7月18日火曜日

Oral defenseの準備

こんにちは。

Oral defenseの当日である7月25日が近づいています。

この4年間、いろいろな学生のPhD Oral defenseを見てきました。
「いつかはこの場に自分も立つことになるのかな...」と他人事のように感じてきましたが、遂に自分が発表できることにまず感慨を覚えます。

それと同時に、多くの学生がDefenseで泣きそうになりながら発表しているのも見てきました。当日は30分のプレゼンの後、2時間半にわたる質疑があります。まず発表でボロボロになってしまっている学生、また質疑でうまく答えられない学生もいました。もちろん、ほぼ完ぺきなDefenseをやってのける学生も多くいました。

この4年間で感じたのは、母国語ではない言語でのプレゼンに限らず、どのような内容でもプレゼンの質は練習量に大きく依存するということです。準備がよくできた際には聞き手の反応を見ながら進めることができますし、逆に準備不足の際には話すことに夢中で全く応用がききません。

カナダの大学院のプレゼンの授業で受けたアドバイスも、最終的には"Practice, practice, and practice".とのことです。準備をすることは、なによりも発表前の不安感を払拭するいい方法です。どんな質問が来るのだろう...と心配だらけですが、少なくともプレゼンは練習次第で上手くできるので、やれるだけの準備をして臨もうと思います。

Defenseが終わったときの気持ちってどんな感じなのか、想像もできません。。

2017年7月13日木曜日

Oral defense(論文審査会)の日程決定!

こんにちは。大変ご無沙汰しております。

3月に日本に帰国して以降、非常に忙しい時間を過ごしています。
日本に帰国後1週間で私立大学の採用面接があり、4月からはその大学の理学療法学科で助手のポジションで働かせていただいています。

日本での新生活と博士論文提出の2つの課題をどうにかクリアし、5月に論文を提出することができました。論文審査は7月25日です。そのために7月21日にモントリオールへ発ち、1週間滞在します。その間に発表して、論文の最終提出もできれば済ませたいものです。

論文審査は、30分間のプレゼンの後、2時間30分の質疑応答があります。まず、この博士課程での4本の論文をわずか30分という時間に収めるのが大変です。あと、最近日本語ばかり話しているので、英語が以前ほどスムーズに出てこないことがあり、緊張も相まっておそらく本番のプレゼンではアドリブはほとんど効かないでしょう。なので練習がプレゼンのパフォーマンスに直結することは間違いないです。

そして質疑応答。"Defense"と呼ばれるように、非常に厳しい質問が飛び交うことが予想されます。それにしっかり答え、自分の論文を守り抜くことが発表での使命です。ある大学ではDefenseする学生が本当に盾を持っていく習慣があるとか。おそらく2時間30分の質疑が終わるころには満身創痍で立つのもやっとなのではないでしょうか。。。

今の自分の状況を考えると、日本で助手というポジションでも何でも、きちんとした大学で教員として勤務できていることにまず感謝です。そして、就職後半年も経たない者に快くモントリオールに1週間行くことを許してくれる職場の環境自体、日本の就労環境からすれば奇跡に近いのではないでしょうか。せっかくいただいたこの機会ですので、全力投球で準備して、やれるだけやってきます。

ちなみに、今回のモントリオールへの旅は妻と子どもは一緒ではありません。日本への帰国の際には4か月の娘を機内であやしながら17時間のフライトをどうにか生き延びましたが、ディフェンス前にそれは無茶だということで今回は一人旅です。

2017年2月25日土曜日

帰国まであと1週間

こんにちは。
モントリオールはここ数日最高気温がプラスで、とても暖かいです。
今年は結局、昨年以上の暖冬になっているようです。といってもまだ油断大敵。この後も気温はジェットコースターのように上下を繰り返し、徐々に気温が上がっていきます。この時期が一番みな体調を崩しやすいんですよね。。

さて、日本への帰国まであと1週間となりました。最近は送別会を開いてもらうことが多く、こちらでの生活に名残惜しさがあるのも事実です。

論文は・・・怒涛のペース(思ったよりは進んでいないですが・・・)で執筆中で、3本目を先週投稿し、最後の4本目の仕上げにとりかかっています。4本目は投稿予定(to be submitted)という形で博士論文に載せる予定でしたので、投稿済みの論文に比べるとプレッシャーは少ないですが、それでもできれば投稿して博士論文に載せたいので今はブラシュアップしているところです。

そして、4本目の論文に並行して博士論文の論文考証と全体の考察を執筆中です。論文考証は全部で5章あるうちの4章は終わらせました。考察は4章中の1章が終わったところです。考察はもとからアイディアがあったため、意外と順調です。
最後には4本の各論文をつなげる序章(preface)を執筆。これがおそらく最難関です。このprefaceが博士論文全体のストーリーの流れを作るので、これは腰を据えてやる必要があります。

当初は博士論文すべてを帰国までに終わらせる予定でしたが、少なくとも帰国までにpreface以外(論文考証、考察、結論)はすべて終わらせる、というのが現実的なゴールとなりそうです。

帰国があんなに楽しみだったのに、今では帰国日が近づくのがおっかない、複雑な心境です!!でも、締め切りがあると人はこんなに文章が書けるのだなぁと改めて感心します 笑


(参照:http://www.phdcomics.com/comics.php?f=1915)

2017年2月1日水曜日

Star dancing

こんにちは。
今年はこれまでのところ暖冬傾向でしたが、ようやく冬らしい天気になってきました。
寒くなると空気が澄んで星が良く見えるようになります。

昨日、1月31日は月、火星、金星が接近して三角形を作る日だったようですね。
思わず写真を撮りました。



もう2月かぁ・・・という感じです。最近はもう時間に追われ、週末も関係なく論文執筆中です。
ランニングの走行距離も順調に伸びてきて、最近は2,3日に1度のペースでジムでトレッドミルで7-8km走っています。どうやら走行距離とストレスレベルは強い正の相関関係にあるようですね。。

さあ2月も頑張っていきましょう~

2017年1月24日火曜日

帰国決定

こんにちは。


実は、来年度4月から日本の大学への就職が決まり、日本への帰国が決まりました。

帰国日は3月5日。もうすぐです。
日本に帰る段階では博士論文を提出していませんが、今は論文もオンラインで提出することになっており、日本からの提出も可能です。
4月15日の締め切りに間に合うよう、いまは論文執筆に追われています。

博士論文は原著論文計4本(3本投稿済み、1本投稿予定)をもとにしたManuscript baseの論文となります。このManuscript basedの論文の場合、まずは全体のIntroductionと博士論文の目的と仮説を述べて、次に論文考証です。この論文考証は以前にComprehensive exam(博士候補試験)で書いた中でまだ論文にしていない部分も活用できます。

そして、博士論文全体のストーリーに沿って、各原著論文の前に1,2ページのPrefaceを加えます。その後に原著論文を載せます。それを4本文行った後、最後には全体の考察と結論を述べておしまいです。おそらくページ数としては1.5行スペースで180~230ページくらいの内容でしょうか。なるべくページ数の少ないスマートな内容にしたいものです。

現在は最後の3,4本目の論文の仕上げと、Introductionと論文考証を行っています。2月中旬に4本目を仕上げて、出発までには初めの下書きを終えたいところです。


本当はこの論文執筆を、もっとじっくりと時間をかけてやりたいのですが、今回は4月からの就職ということでやむを得ないです。。短期間でも3年半の博士留学がしっかりとした内容でまとまるように、今はパソコンとにらめっこするばかりです。しかし、焦れば焦るほど文章は進まないものです。。Comprehensive examの時の方が、計画的に落ち着いて取り組めていた感があります。
はやくあの時のモードに入れるよう、ジムで走りまくるのもアリかもしれませんね。。

2017年1月3日火曜日

モントリオール流雪かき


こんにちは。
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

モントリオールの街はすっかり雪に覆われていますが、除雪をしてくれるので車の運転や歩道を歩くのは支障がない・・と思いきや、雪が降ってから除雪まで意外と時間差があるので注意が必要です。今日はモントリオールの除雪作業について。以下、順を追っていきます。

1.道路の車が通るスペースと歩道
道路のうち、まず車が走るスペースと歩道は雪が降ってすぐに除雪されます。これはもう大型のブルドーザで行いますので、あっという間に終わります。しかし、雪を取り除くのではなく、あくまで雪を道の端に寄せる作業にすぎません。。したがって、大雪の直後は下の写真のようになります。
以前も取り上げましたが、モントリオールは路上駐車が一般的です。したがって、どけられた雪はそのまま駐車した車の横にたまっていきます。





車を路上駐車している人は冬は車を動かす前、まずは雪かきから始まります。時には完全に車が埋まってしまうこともあるので、あまり長期間運転しない人などでも定期的に雪かきする必要があります。こんなとき、屋内駐車場が欲しくなるんでしょうね。。



2.道に残った雪を取り除く作業
大きな通りから順次、道に残った雪を取り除く作業が行われます。でも、路肩に車が停められていると邪魔ですので、この作業が行われる前には下の図のような警告が張り出されます。


赤い方が臨時の駐車禁止の標識で、当日午前7:00から午後7:00まで駐車禁止となります。これはある日突然張り出されるので、旅行などで長期間車を路駐しておくのはかなりのリスクを伴うといえます。

そして、上記のような駐車禁止の12時間(すごい幅大きい・・・)の間に雪を取り除く作業が始まります。以下の動画は自分の家のすぐ横でこの作業が行われる様子です。

①まずは路肩に停めたままの車をレッカー移動の準備
②上記車の真後ろまで大型ブルドーザ(道路)と小型ブルドーザで雪を集める
③(1:05あたり)車をレッカー移動
④さらに大型ブルドーザ(道路)と小型ブルドーザで雪を集める
⑤(1:15あたり)人影が歩道に現れる。なにやら急いでいる。
⑥(1:25あたり)上記人影がレッカー車に近づき抗議。多分車の持ち主?
⑦その間も作業はつづき、レッカー車は去っていった。
⑧(2:20あたり)ブルドーザが反対車線を逆走したりしている。通行車両は右往左往している。




3.ダンプカーに雪を積んでおしまい


遠くから見ていると、非常によく連携が取れていて面白い作業ですが、毎年、作業に巻き込まれて歩行者が亡くなったり車が衝突するなどのニュースが流れます。この作業中は、基本的には交通整理は行われません。しかし、動画にもあるようにブルドーザはすごい勢いで道路を縦横無尽に作業します。なので、基本的に歩行者、通行車両は除雪作業をしているところには近づかないのが一番安全です。本当に危ないですので、多少遠回りでも回り道をしましょう。

ちなみに、同様の作業は秋の終わりに落ち葉が道に溢れるころにも行われますので、こちらも同様に注意しましょう。


モントリオールで雪や落葉は生活の一部です。雪や落ち葉に覆われた街並みも綺麗ですが、こうして掃除してくれる作業員がいて初めて快適に住むことができます。

30分から60分で作業は終わりますので、作業に従事していない人は事故に巻き込まれないよう、除雪や落ち葉掃除の作業中は迂回する、もしくは作業とは反対側の車線を通行するなどしましょう!!

2016年12月29日木曜日

Google mapの進化

こんにちは。

仕事に煮詰まった時、気分転換はいろいろありますが、
自分はけっこうGoogle Mapで世界を旅するのが好きです。

つい最近まで、Google Mapの縮尺を最小にすると二次元の世界地図だったのですが、今日やってみたら地球が球形で、衛生写真になっています!しかも現在の太陽の位置関係と夜までくっきり。地球上にいては見ることのない下弦の月ならぬ下弦の地球が、PCで見られるなんてすごいですね。しかもこれ、自由に角度や位置を変えられるのでとてもおもしろいです。



あと、Google関連でもう一つ。最近子どもの写真が急に増えて、一気にクラウドやハードディスクの容量を占めるようになってきたので、Googleフォトを利用しています。
これだと、画質はやや落ちるものの、クラウド上に容量無制限で画像を保管できます。
画像の管理も簡単で、フォルダ作成や日付順にならべてもくれます。
その中で、顔認識の機能があるのですが、これがまた精度がすごい高いです。

これらの技術、すでに色々な方面で利用されているのでしょうが、自分たちの想像を超えた分野でも利用されているのでしょう。

最近では人工知能(AI)技術にも力を入れ、自動運転などにも参入しているようです。
ソフトウェア開発を通して可能性をどんどん広げていますね。一体どこまで進化するのでしょうか。


2016年12月24日土曜日

White Christmas 2016

こんにちは。
明日はクリスマスですね。モントリオールのクリスマスは、みんな仕事が休みで家族と過ごす人が大半で、街中がとても静かです。今年はけっこうな雪が降っている影響もあり、さらに静かです。
我が家も今年は家で友人と食事をして、あとは家でのんびり過ごします。
といっても、自分は家で仕事を続けているのですが。。

この11月から1月の3ヶ月で4本の論文を書くことを目標にしていて、すでに2本は投稿済みで1本はアクセプトされました。博士課程終盤、これまでの実験の成果を文章にしていくプロセスはなかなか楽しくもあり、難しくもあります。モントリオールの長い冬は家にひきこもって仕事をするのに限ります。

あと、指の骨折がだいぶよくなったので運動もちょっとずつ再開しています。家から走って7分、徒歩+バスで15分のところにYMCAのジムがあるため、そこでトレッドミルなどでなまった体を動かしています。2ヶ月以上体を動かしていなかったので、戻すのにはだいぶ時間がかかりそうですが、こちらもコツコツ戻していきたいと思います。







家の窓からの風景もすっかり真っ白になってしまいました。

2016年12月21日水曜日

出産記録⑤出産から退院まで

こんにちは。

12月20日で娘が生まれて1ヶ月となりました。すっかりご無沙汰してしまいました。
現在、だいぶ家で仕事をすることが増えて、育児と仕事に追われる日々です。
こんな生活できるのも、カナダで大学院生をしている今だけですね。


前回の投稿の続きです。なんだか自分のための備忘録のような出来事の羅列になってしまっています。

11月19日

  • 23:30病院到着。週末の夜だったこともあり、とても静か。産科もどうやらあまり混んでいないようでした。まずは受付でトリアージナースに現状説明し、必要書類(これまでの産婦人科クリニックでの受診時の記録など)を提出し、医師の診察を待つことに。
11月20日

  • 0:00 当直の産科医が診察。子宮口が4cmに開いていて陣痛もコンスタントに来ているが、まだ陣痛が弱いので、あと2時間様子を見ましょうとのこと。(ということは、この2時間で陣痛が強まる、子宮口がさらに広がるなどの進展がないと、一旦家に帰ってね♪ということ。無理です!)
  • 0:30 深夜の病院内を妻と陣痛の間隔を見計らってひたすら歩き回る。警備員さんやカフェの店員さんも慣れているのか、優しい目で見てくれていました。
  • 1:45 「あ~もう歩けない」と、椅子に座ったところで「プチッ」という感覚(妻談)と共に一気に破水。これで入院決定!と喜ぶ。
  • 2:10  再度当直医による診察。子宮口7.5cmとのことで入院。陣痛もけっこう強くなっている。Epidural (硬膜外麻酔)を希望していたため、ここで入れてもらうことにする。
  • 2.30 病室移動。分娩室に入る。分娩室は個室で、トイレ、シャワー、付添人用のソファベッドつき。なかなか綺麗。Epiduralのための麻酔科医を呼んでるとのことだがなかなかこない。
  • 3:30 麻酔科医来ず。痛み強くなる。
  • 4:30 麻酔科医来ず。痛み激烈。
  • 5:00 麻酔科医来る。インフォームドコンセントが長々と始まる。妻は全く聞いていない。どうやら研修医のようだ。
  • 5:15 ようやくEpiduralの処置開始。陣痛の合間を見て処置する。「動かないで!」というが、なかなか穿刺位置が定まらなくその間に陣痛が来てしまい当然痛みに悶えて動き回るため、またやり直し・・・を2・3回繰り返しようやく穿刺完了。
  • 5:30 Epiduralのシリンジポンプセッティング完了する。ようやく薬が入るかと思いきや、指導医に確認してもらうからまだ入れないで、と。陣痛間隔3-5分。
  • 5:45 指導医来て大丈夫と。ようやく麻酔薬が入り、痛みが和らぐ。
  • 9:00 夜勤帯とは異なる産科医が診察に来る。子宮口現在6.5cmだね、と。あれ?ちょっと閉じた・・・?もっと広がるまでこのまま待機しましょう、と。
  • 11:00 妻震えが出てくる。寒いわけではないが、震え止まらず。発熱している。38.3℃。
  • 12:00 妻嘔吐。その後も嘔吐数回繰り返す。Epiduralの影響??赤ちゃんの心拍が高くなってくる。この時約180拍/分。
  • 12:30 主治医が登場!妊娠中から診てくれていた先生で、非番だったのにわざわざうちの子どもを取り上げに来てくれました。安心したのか、妻は半泣き。しかしやはり子宮口は7.0cm程度。まだだね、と。
  • 13:00 赤ちゃんの心拍が200拍/分となる。長時間の分娩でだいぶ疲れているはずなので、ここで促進剤を入れる。
  • 15:00 子宮口7.5-8cmとなる。赤ちゃんの頭はすでに少し見えてきている。ここから1時間いきんでみましょう、と。いきみ方教えてもらい、あとは自分たち(夫婦)だけで頑張ってね、と。
  • 16:00 けっこう出てきている、と。ここまではせいぜいナースが一人いただけなのに、ここにきにきて分娩室に続々とスタッフが入ってくる。出産間近という空気が漂う。
  • 16:15 主治医「うーん、もうちょいなんだけど、これ以上長引くとちょっとリスクがあるので、Forceps (鉗子)使いましょう、と。」を入れ、数回のいきみで赤ちゃん無事に出てくる。元気に泣いてくれて一安心。
  • 16:50 モロモロの処置(縫合など)や検査が落ち着き、母子ご対面。お疲れさまでした。

その後は、Epiduralが切れたあとは頭痛、発熱など妻はかなり苦しみましたが、赤ちゃんは至って元気そのものでした。11月22日に退院となりました。以前の投稿でも書きましたが、退院時に車で帰る際にはベビーシート必須ですので、要注意。

分娩からその後の入院にかけて、あって良かったものは、次の通りです。
  1. メモ帳:こちらの病院スタッフはあまり情報共有がうまくてできませんでした。いつ、どんな処置をしたか、検査などしたらその結果はどうだったか、メモしておくと、次に来たナースや医師に伝えればトラブルなく過ごせます。
  2. 好きな食べ物:病院食は、美味しくないですね。特に産後はエネルギー摂取が大切ですので、食べやすいもの、オニギリなどを持参するといいかもしれません。
  3. ストローつき水筒:妻は産後、Epiduralによる頭痛がひどく、1週間ほどは座れませんでした。寝たままでも飲めるストロー付き水筒は非常に役立ちました。
  4. 付添人用のブランケット・枕:病院で貸してもらえますが、自分のがあるといいかもしれません。結構院内は寒かったです。
  5. 本:付添人は待ち時間がとにかく長いです。合間にやることがあるといいですね。

なんともまとまりのない投稿となってしまいましたが、結論からすると、日本よりも、夫としてより積極的に出産に関われるいい機会となりました。同時に、妻と共にこちらも疲労困憊でした・・・

2016年11月27日日曜日

出産記録④-陣痛開始から病院へ行くまで

こんにちは。ご無沙汰しています。
今日で、産後1週間が経過し、少しずつ落ち着いてきました。入院から退院までの様子を何回かに分けてお知らせします。

11月16日妻のお母さんがモントリオールに到着。

11月19日

  • AM 5:00 陣痛のような痛みを感じ始める。この時の痛みはNRS (Numerical Rating Scale; 0-10の11段階尺度で0が無痛、10が耐えられないほどの痛み)で3ほど。
  • AM 5:00からPM 5:00 陣痛が徐々に強くなり (NRS4-5)、間隔も15分から20分ほどに。
  • PM 5:00からPM 11:00 陣痛の間隔がさらに短くなり、7-10分くらいに。痛みの程度もNRS 5-6になる。どんどん間隔も短くなってきているので、これは結構安産かも??と期待する。
  • PM 11:00 トリアージナース(注1参照)に電話する。10分前後の陣痛が5時間以上続いていることを知らせると、「じゃあきてください」とのこと。
  • PM 11:15 以前から、陣痛が来た際には送迎をお願いしていた親友に連絡。病院の送迎は自分は焦って事故を起こしかねないので、運転しないことに決めていた。
  • PM 11:20 友人到着。予め用意していた入院バッグ(注2参照)を持っていざ病院へ!!
<注1>
カナダの病院は在院日数が短いです。そのため、産気づいても微弱陣痛だったり、間隔が長い場合には病院に行っても家に帰らされるため、家でなるべく陣痛が強くなるのを待つことになります。病院で入院になる目安は、
1)破水している
2)陣痛間隔が5分が2時間程度続く
3)耐えがたいほどの陣痛
ということです。だいたいの病院には「トリアージナース」という、入院すべきかまだ家で様子見かを判断する看護師がいます。トリアージナースは常にPHSを携帯していますので、そろそろ病院へ行くべきか判断に迷う時はまずトリアージナースに電話することをお勧めします。

<注2>
入院用のバッグはあらかじめ用意しておくことを強くお勧めします。また、自宅で陣痛に耐えているときに入院バッグの中から荷物を出してしまうと、それを入院の時に持っていき忘れる・・・ということが起きますので、要注意。これは体験済み。意外と買い足さなければならなかったものは、出血量にもよりますが、悪露対策の産褥期用のパッド、もしくは成人用オムツでした。また、入院中の食事はとてもお世辞にも美味しいとは言えませんので、フルーツや軽食などを持参するといいと思います。

2016年11月21日月曜日

出産記録③

毎日続けようとした出産記録ですが、早速途絶えてしまいました・・・
実は昨日(11/20)16:30に無事に生まれました!!!
予想外の長丁場だったため、病院から逐一報告することができませんでした。
今は不足した荷物を取りに自宅に自分一人で一時帰宅した合間にブログを書いています。

どのような経過だったかは、必ずこの後でブログでご報告します 。

見守ってくださった方々、本当にありがとうございます。
これからもPhD取得のために家族で頑張ります。

2016年11月19日土曜日

出産記録②

こんにちは。昨日の朝はモントリオールは濃霧に包まれました。
こちらに来てここまでの霧は初めてです。




昨日、妻は少量の出血(おしるし?)がありました。
陣痛は今朝5:30ごろから不定期にあり、この1時間くらいで15分間隔くらいになってきました。

こちらの病院では、あまり早く行き過ぎると返されてしまいます。
トリアージナースという看護師さんが、産科の受付に常駐しており、そろそろ病院に行った方がいいかどうかという相談に電話で乗ってくれますので、確認してから行くことをオススメします。

破水などがあれば電話せずすぐに行った方がいいですが、妻の場合は今のところ破水がありませんので、このままいけば10分間隔くらいの時点で一度電話し、出発の準備をすることになります。

持ち物は、小さいスーツケース1つと大きめのボストンバッグ1つです。
あと、ベビー用のカーシートも。こちらでは帰りが車の場合、カーシートがあることを確認できなければ家に帰らせてくれません。

2016年11月18日金曜日

出産記録①

今日から、少し妻の出産について行動記録をしておこうと思います。まだ生まれていませんが、出産前後の行動をなるべく毎日記録します。

11月14日(月)

  • 月の暦によって病院では出産する妊婦さんの数も変わると聞いたことがあり、先日のスーパームーンでは生まれてくるのではないかと思いましたが、まだでした。



11月15日(火)

  • 友人家族と子どもが生まれる前最後の食事をしました。自分の自宅でポットラック。次は赤ちゃんと一緒に食事しましょう、と言って別れました。その家族もこちらで子どもを今年出産したため、色々な相談に乗ってくれています。

11月16日(水)

  • 自分は朝から研究所で実験でした。脳卒中患者群の対象者20名を目標にしており、これで18名のデータがそろったことになります。あと2名!
  • 妻はこの日検診の予約がありクリニックに行きますが、主治医がオンコールで診察してもらえず。翌日の検診になる。自分たちは初めてでしたが、これはよくあることらしいですね。家を出る前に電話で確認するのもいいかもしれません。この日歩きまわったため、だいぶ疲れていた様子。
  • AC6便(羽田→トロント)→AC426便(トロント→モントリオール)で夜に義母が日本からモントリオールに到着。これで準備万端です。本当に助かります。

11月17日(木)
  • 妻はこの日の検診で子宮口が2cm開いていることが判明。出産はあと数日だろうね、とのこと。自分はこの日大学でミーティングがあったため、最後の検診は一緒に行けませんでした。
  • 夜は自宅で焼肉でした。