今回参加している学会は2014年にバンクーバーで開催された際にも参加したISPGRという国際学会です。
この学会は北米、ヨーロッパだけではなく日本からの参加者も多く、2014年のこの学会やその後の学会で知り合った方々とはいまも仕事で様々な形でご一緒させていただいてます。
2014年に参加した際にはまだモントリオールにも来たばかりで、何が何だかよく分からないまま参加していました。
今回の学会では少し成長を感じました。
1. 準備が良くできていた
何事も準備が大切です。学会の1ヶ月前から資料づくりやプレゼン練習を少しずつやっていました。本番も様々なパターンで説明できていたと思います。
この学会はエンジニア、神経科学、リハビリテーションなど様々なバックグラウンドを持った研究者が集まります。
聞き手の興味や背景知識に応じて説明を変えるのも大切なことです。相手に伝わらないと意味ないですからね。
2. ポスターの視認性が高まった
少し前に作ったポスターを見たら、ずいぶん文字が多いことに気づきました。
今回はかなり図を駆使して、分かりやすい内容になったと思います。ただ、発表してみて、反省も残るのでこの点は次回の課題です。
3. 発表以外の時間で多くの研究者と交流できた
対面式学会に参加する大きな目的の一つが、他の研究者との交流です。同じような研究をしている人とは自然に会話も弾みます。次回の学会でも是非会おう、というようになってお互いにモチベーションが上がります。
4.自分の研究を知ってくれてる人がいた
知らないイスラエルの研究グループの人が、私のポスターのところにやってきて、「あなたがYosukeね!あえてとても嬉しいわ!」と少し興奮気味に話しかけてきました。よく聞くと、私と似た研究をしていて、これまでに出版した私の論文を褒めてくれました。
その人の口述発表を聞きに行ったら、イントロの最初のスライドで私の論文を引用してくれていました。
同じような研究をしている人たちが集まっていますので、このようなことがあるのも、当然なのかもしれません。でもやっぱり嬉しかったです。
自分の研究が他の人の役に立つことを目の当たりにすることってほとんどないので、このようなことがあるとすごくモチベーションになります。
そのイスラエルの研究グループとは、今後も是非連絡を取り合って、お互い頑張ろうね、と励ましあって別れました。
久々の対面式の学会でしたが、オンラインにはない経験がたくさん詰まっていました。
また次の学会に参加できるように、日々の地味な仕事をコツコツ頑張ろう、と思います。
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