2015年1月25日日曜日

嵐の前の静けさ

こんにちは。

昨日はold portで研究室の友達とスケートをしてきました。
夏場は池(?)ですが冬は綺麗に凍り、スケートができます。

川沿いにできた自然氷のスケートリンクと、人工のスケートリンクの2タイプがあります。
気温も氷点下3℃くらいで、ちょうどスケート日和でした。

日々の氷のコンディションや、料金の詳細は以下のリンクでチェックできます。

http://www.oldportofmontreal.com/the-quays-skating-rink.html

ロッカースペースがあり、錠を持っていけば無料で靴などを置いておけます。
錠はレンタルもできるようです。
スケート靴などのレンタルの際には免許証やクレジットカードなどを預ける必要があります。

今日は朝にジムに行って、そのあと家の掃除と日用雑貨の買い出しをしてました。
ジムでは最近はウェイトトレーニング→ペース走(2500m@58sec/200m, 2000m@55sec/200m, 2000m@50sec/200m)→インターバル走(1000m 3'30 ×3つなぎ400m jog)→ストレッチをしています。週末はゆっくりと体を動かせて充実しています。

だいたい週2~3のペースは守れているので、身体能力も少しずつ上がってきました。

2月から、Comprehensive Examinationが始まります。それまでの一時、楽しんでおきたいと思います。Comprehensive Examinationについては、またいつかブログに投稿したいと思います。

2015年1月23日金曜日

外国人労働者の受け入れは増えるか

こんにちは。

日本では労働人口の減少によって、人材不足が取り上げられて久しいですが、その対策の一つとして外国人労働者の受け入れがあります。

介護や建設業などの人材不足が著しい分野で、とくに外国人の受け入れを増やす方針だそうです。人材不足を外国人労働者で補うというのは、人手不足の解決策の一つとして理にかなっていると思います。

ただし、最近ニュースで見たのですが、どうやら現在の日本政府の方針としては移民の受け入れには消極的のようです。外国人労働者の受け入れ増加と、移民の受け入れが同じだと誤解をうけないようにアピールしたいとのことです。

日本にいるときにはこのようなニュースはあまり気になりませんでしたが、外国人としてカナダに住んでいる現在は、すごく違和感を覚えます。

どんな仕事であれ、日本で就職して生活するには、日本語の習得や生活習慣の適応は必ず求められます。たしか介護分野での資格試験も日本語での受験が求められていたと思います。

外国語を学んで、就職して生活する。これにはかなり大きな決断が求められ、かなりの時間、労力、努力が求められます。

それにもかかわらず、移民できないということは、生活上の保障がきわめて不安定であるということを意味します。また、長期的には日本から出て行かなくてはならないということです。

これは受け入れる側からすれば都合がいいかもしれませんが、働く側からすれば不公平に感じざるを得ないと思います。

ただ単純に移民の受け入れを増やすべきというわけではなく、人手不足を補うために外国人労働者を受け入れるのであれば、移民の受け入れや、日本で働くことのメリットを増やす工夫(海外で役立つ資格や専門知識・技術の取得など)に関する議論ももっとなされるべきでしょう。

せっかく労力を費やしても将来的なキャリアアップや生活基盤の構築につながらないのであれば、日本に来たいと思う外国人労働者はそれほど増えないと思います。


外国人労働者の受け入れがどのように推移するのか、注視したいところです。

2015年1月15日木曜日

最大酸素摂取量

こんにちは。


今日は研究所内の他の研究室の学生の研究の実験台になってきました。
測定項目の中に最大酸素摂取量のがあり、学部生時代以来久しぶりに測定してきました。

最大酸素摂取量は、運動持久力の客観的な、ゴールドスタンダードな測定方法です。
今回は自転車エルゴメーターを使用して、段階的に負荷を挙げていき、酸素の取り込み量と二酸化炭素排出量の比率を測定します。

この測定からは様々な情報が手に入りとても有益なテストですが、欠点としてとってもきつい点があります。とにかく限界まで追い込み、酸素摂取量が変化しなくなる点に達するまで負荷を上げ続けるので、必ず限界まできつくなる、というある意味では拷問のようなテストです。

運動で自分を追い込むことに慣れている人にとっては、それほど苦痛ではありませんが、疾患があり疲労しやすい人、運動習慣がない人にとってはかなりシビアなテストです。。
上記のような人はとくに、専門家の安全管理のもと行う必要があります。

今日の結果は、55.6mL/kg・分で、その時の脈拍数は186回/分でした。
前はもう少し脈拍が190台まで追い込めたのですが、最大心拍数は年齢に反比例するので若干年齢の影響があるのかもしれません。あとはやはり運動の頻度・強度が以前に比べて低いのも影響があるか。


このデータから、マラソンなど他種目でどれくらいのパフォーマンスになるかも予測できるようです。
http://www.hanafusa.org/Marathon/MarathonEndurance4.htm

こちらのサイトによると、自分はフルマラソンを3時間15分で走れるそうです!本当かい??
もちろん回帰分析による予測ですから誤差もあるでしょう。

でも、ハーフマラソンはこれまで最高が1時間37分で、今回の予想が1時間33分47秒ですから、なかなか予測精度が高いといえるかもしれません。

今回の実験はきつかったですが、今後のトレーニングのいい指標になりそうです!


ちなみに、昨年にジムで気絶しそうになって以来、久しぶりに今日も気絶しそうになりました。
どうやら自転車エルゴメーターで追い込みすぎると低血圧になりやすいようです。
走るときは全くならないので、全身運動ではないときに限界まで追い込むとよくないのかもしれません。。


今回はもう慣れたもので、ベッドで10分ほど休んで、なんとか歩いて自分の研究室まで戻り、60分後くらいには元気になりました。

2015年1月11日日曜日

やっと時差ボケ治る

こんにちは。

モントリオールに戻って1週間。ようやく時差ボケが治りました。
いつもは数日で良くなるのに、今回はなぜか時間がかかりました。

普段は寝つきもよく、熟睡しているので睡眠で悩むことはないのですが、時差ボケの間は睡眠で悩んでいる人の気持ちがよくわかります。大変ですよね。。日中は眠たくなるし。

そんな時差ボケですが、やはり運動で克服しました。
水曜日は朝4:30に目が覚めてしまってもう眠れなかったのですが、朝研究室に行く前にジムで2時間体を動かしてから行きました。

大学のジムは平日は朝6:30から開いています。
驚いたのは、意外と人が多いこと。朝7:30くらいになると、屋内トラックはランニングクラブの人たちでごったがえしていました。

やはりモントリオールの人々は運動大好きなようです。


モントリオールに戻ってから日用品の買い物をする時間がなかったので、この週末で家の掃除と買い出しとやってきました。

そして今、研究の倫理審査会用の書類一式を作成し終えて、先生に送りました。
どうせこの後はまた先生から赤字だらけの修正が戻ってくることは分かっているのですが、やはり先生に送った瞬間は、すごい達成感です。うちのボスはとても仕事が早く週末だろうと働くので、今日か、遅くても明日にはフィードバックが返ってくると思います。博士課程の学生を6人抱えてこの仕事の速さはもう尋常ではありません。先日も、「私は飛行機にいるとき以外はいつでもavailableだから、この図の作成が終わったら送ってちょうだい」と言っていました。でも最近は飛行機でもインターネットサービスがあるらしい・・・というのは自分の心の中で留めておきました。きっと実際には飛行機でも仕事しているに違いないです。

ボスの仕事が早いと、その下で働く身としてはやはり仕事を早く、効率的にしなければいけないなと感じさせられます。

2015年1月6日火曜日

冬のモントリオールサバイバル術 ~冬の街歩き編~

こんにちは。
冬のモントリオールは雪に閉ざされます。
今年は年末年始には+6℃くらいにまで気温が上がり、1月3日にまとまった雪が降り、1月4日には再び+6℃くらいに気温が上がり、1月5日・6日に-15℃以下と、ジェットコースターのごとく気温が変動しています。ちなみに明日、1月7日は-27℃の予報です。

こうなると、積もった雪が暖かさで溶け、溶けきる前に再び寒さで凍る・・・ということが起きます。すると、路面はスケートリンクのごとく滑ります。普段は歩道には雪が残っていても、塩化カルシウムや砂が撒いてるためそれほど滑りませんが、暖かさで雪が溶ける際に一緒に流れてしまうようです。

特に大学のキャンパスはMt.Royalの斜面に位置しているため、坂ばかりで、危険です。しかし学生なので学校にどうしても行かなくてはならないので、いかに転ばずに歩くかが重要です。

今年で2回目の冬ということもあり、なんとなくコツがわかってきました。
ポイントは①歩き方、②歩く場所、の2つです。

1.歩き方を変える
歩く際に最も転倒の危険があるのは、踵接地の瞬間です。
下の図でいうと一番左と真ん中、さらに一番右の瞬間です。

この踵接地の際に、体の重心と足の接地面との距離が最大となり、体にかかるmoment(回転力)が大きくなり、さらにshear force (剪断力)が最もかかります。普段、地面と足との間に摩擦がしっかりと効く際には、この剪断力が体に跳ね返ってきますが、氷の上などを歩く際には跳ね返らず、そのまま足が前に滑っていってしまいます。

歩き方のポイントは、この踵接地をいかに滑りにくくするかにかかっています。
①歩幅を小さくする:踵接地の際の体の重心と足との距離を小さくすることで、回転力を小さくすることができます。

②足裏全体での接地を心がける:踵接地は、通常の路面ではエネルギー効率を高めますが、剪断力がかかるため、多少エネルギー効率が悪くても、剪断力を減らすために足裏全体での接地を心がけると良いと思います。足裏全体での接地を心がけると、接地時の足の上に重心が近づきやすいと思います。


しかし、いくら気を付けて歩行の仕方を変えても、限界はあります。


このような道、どうやって下りましょうか。。絶望的に見えるかもしれませんが、ここを通らないと家に帰れません。

2.歩く場所を工夫する
よく見ると道の右わきには除雪車のキャタピュラの跡が・・・

概して、道の脇は滑りにくいことが多いです。このキャタピュラの跡は凍っていますが、少しギザギザが残っているため、靴裏に引っ掛かり、摩擦がありました。


 道の左脇には、ふかふかの雪の塊が・・・。すでに強者が歩いた跡があります。エネルギー効率を捨て、安全優先で行ったのでしょう。これもありかもしれません。

これは別の道ですが、歩道よりも車道の方がしっかり除雪してあるため、車の通りが少ない道路では車道を歩くのが最も安全かもしれません。くれぐれも車には注意が必要ですが。


あとはバスや地下鉄、友人の車を使いこなして、「なるべく歩かない」という手もあります。


気を付けて歩いて、モントリオールの冬を生き残りたいと思います。

2015年1月4日日曜日

2015年スタート

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
細々とやっている当ブログですが、日本で心配してくれている家族や友人への報告に加えて、過去にこんなことがあったと自分自身で振り返るいい機会にもなっています。週1回くらいのペースを守りつつ今後も少しずつ更新していければと思っています。


昨年12月19日に日本へ一時帰国し、昨日1月3日にモントリオールに戻ってきました。
帰国中はだいたい実家にいて、家族とのんびりした年末年始を過ごしました。


クリスマスに妻と山中湖に行ってきました。富士山は実家の神奈川からも見えますが、やはり山中湖くらい近くなると圧巻です。ダイヤモンド富士ばっちりです。



家族も元気でやっています。妻も大変ですが仕事を頑張っているので、自分も励まされます。お互いにそれぞれの環境で成長して、充実した20代終盤にしたいと思います。これも周囲のサポートがあってこそできること。本当に感謝です。


今回の帰省のお土産はこんな感じです。写真に撮り忘れたので、リストアップしてみました。

・日本酒(出羽桜)
・ノートPC(dynabook KIRA V634)
・外付けHDD (BUFFALO 2TB)
・キーボード&マウス
・外付けSSD (Transcend 255GB)
・カレールー
・だし昆布
・Kitkat
・ちらし寿司の素
・釜飯の素
・温麺
・かぼす・すだちエキス
・ワンカップ酒(八海山)
・おろし生しょうが
・しょうが湯
・湯たんぽ

品目数は多いですが、PC周辺器具を除けば小物が多かったです。
どれもモントリオールでの生活にはどうしても欲しくて、でも手に入りづらいものばかりです。

PCはずっと欲しかったSSD搭載のdynabookを買いました!色々調べて、最近のノートPCの進歩に驚きました。

結果的には、
・自分は移動が多い→小型・薄型・軽量
・ラボでは電源がないこともある→バッテリー充電はなるべく長時間
・読書はタブレット端末ですることが多い
この使い方では、dynabookのKIRAシリーズがベストでした。

小型による使いづらさは自宅ではPCモニターに接続し、またキーボードを新調しました。
また内臓メモリの小ささ(256GB)は外づけHDDで補うことにしました。

今後はデータ測定、論文執筆など重要なデータがたくさん出来てくるので、バックアップを安全に行う意味でHDDとSSD両方を併用することにしました。

明日から研究室通いが再開します。いつも休み明けの初日はけっこう緊張します。


皆様もお体に気を付けて、良い一年をお過ごしください!
Yosukeも今年も頑張ります。