2017年8月26日土曜日

Defense後の手続き

こんにちは。

7月29日に日本に帰国後、この10年くらいで最も体調を崩し、気管支炎になり、その後なぜかウィルス性の筋炎とみられる筋力低下が起きました。Defenseに向けて張りつめていた緊張が急に解けて、免疫まで油断してしまったのかもしれません。

いまはだいぶ体調も戻り、落ち着いてきました。
先日は結婚記念日のお祝いに数年ぶりに横浜に行ってきました。神奈川出身で横浜もずいぶん行ったのに、群馬とカナダでの生活ですっかりお上りさんになってしまいました。



さて、Defenseを終えてすべて終わったかのように見えますが、実はdefense後も、レビュアーに指摘された事項を修正して博士論文の最終提出をしなければなりません。
提出はdefenseの一か月以内と定められていますが、自分は8月15日の締め切りに間に合わせたかったため、帰国後、根詰めて一気に終わらせ、8月11日に最終提出しました。体調を崩したのはその影響もあるかもしれないですね。。

学位授与は卒業式(convocation)で行われるのですが、McGill大学の場合卒業式は例年6月、10月、2月の年3回(4ヶ月に一度)行われます。10月の卒業式に間に合わせるには、8月15日までに最終提出を終える必要がありました。特に急ぐ理由もないですが、早く全て終わらせたい一心で、今回は頑張りました。そのおかげで、10月末に学位記が発行される予定です。本当は卒業式も行きたいところですが、そのためだけに家族を置いて職場にも迷惑をかけられませんので、今回は(次回はないですが)行けません。

ちなみに、McGill大学の博士課程の卒業生が着るガウンと帽子は最強にダサいと有名です。


学位記は、卒業式の1ヶ月後に郵送される予定ですので、手元に届くのは11月末か12月初旬ということになります。今も、博士課程での研究結果の解析や論文執筆を行っているのであまり実感は湧きませんが、学位が届けば本当に終わったんだ・・・という実感が湧くかと思います。