2015年1月15日木曜日

最大酸素摂取量

こんにちは。


今日は研究所内の他の研究室の学生の研究の実験台になってきました。
測定項目の中に最大酸素摂取量のがあり、学部生時代以来久しぶりに測定してきました。

最大酸素摂取量は、運動持久力の客観的な、ゴールドスタンダードな測定方法です。
今回は自転車エルゴメーターを使用して、段階的に負荷を挙げていき、酸素の取り込み量と二酸化炭素排出量の比率を測定します。

この測定からは様々な情報が手に入りとても有益なテストですが、欠点としてとってもきつい点があります。とにかく限界まで追い込み、酸素摂取量が変化しなくなる点に達するまで負荷を上げ続けるので、必ず限界まできつくなる、というある意味では拷問のようなテストです。

運動で自分を追い込むことに慣れている人にとっては、それほど苦痛ではありませんが、疾患があり疲労しやすい人、運動習慣がない人にとってはかなりシビアなテストです。。
上記のような人はとくに、専門家の安全管理のもと行う必要があります。

今日の結果は、55.6mL/kg・分で、その時の脈拍数は186回/分でした。
前はもう少し脈拍が190台まで追い込めたのですが、最大心拍数は年齢に反比例するので若干年齢の影響があるのかもしれません。あとはやはり運動の頻度・強度が以前に比べて低いのも影響があるか。


このデータから、マラソンなど他種目でどれくらいのパフォーマンスになるかも予測できるようです。
http://www.hanafusa.org/Marathon/MarathonEndurance4.htm

こちらのサイトによると、自分はフルマラソンを3時間15分で走れるそうです!本当かい??
もちろん回帰分析による予測ですから誤差もあるでしょう。

でも、ハーフマラソンはこれまで最高が1時間37分で、今回の予想が1時間33分47秒ですから、なかなか予測精度が高いといえるかもしれません。

今回の実験はきつかったですが、今後のトレーニングのいい指標になりそうです!


ちなみに、昨年にジムで気絶しそうになって以来、久しぶりに今日も気絶しそうになりました。
どうやら自転車エルゴメーターで追い込みすぎると低血圧になりやすいようです。
走るときは全くならないので、全身運動ではないときに限界まで追い込むとよくないのかもしれません。。


今回はもう慣れたもので、ベッドで10分ほど休んで、なんとか歩いて自分の研究室まで戻り、60分後くらいには元気になりました。

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