2014年2月22日土曜日

Elevator Pitch

こんにちは。

ソチオリンピック盛り上がってますね。
こちらのテレビではカナダ選手が中心ですが、それでも日本人選手が出てくると思わず力が入ります。カナダは夏季よりも冬季オリンピックの方が盛り上がるそうです。

特にアイスホッケーはお家芸なので、カナダ女子代表が優勝した時はみんなその話題でした。男子も昨日アメリカに逆転勝ちしたらしく、特に相手がアメリカだっただけに熱くなってました。

今日はモントリオールは6℃まで気温が上がって、雪がずいぶん融けました。
来週はまたマイナス10℃くらいにはなるみたいですが、着実に春が近づいています!

今日もジムに行って、掃除して、料理して、勉強しました。
土曜はこれに限ります。

もっと料理のレパートリーが増えるといいんですが、独り暮らしなのでつい楽してしまいます。今日はカレーです。煮込むときに日本酒を入れてみました。意外とコクがでて美味しいです。


さて、いま授業では発音の授業を取っています。このコースは学期後半はプレゼンの授業になるので、前半の発音はオマケのつもりで取っていました。
しかしこの発音の授業が意外とためになっています。

授業の中で、Elevator Pitchというアサイメントがあります。
どうやらビジネスの場でもよく行われている練習みたいです。
これは以下のような場面を想定しています。

あなたは専門分野とは異なる学会に参加して、参加者の中にはその分野での権威もいます。

あなたはその会場でエレベータに乗りました。

エレベータのドアが閉まる直前、その分野で大物とされる人が駆け込んできました。

エレベータの中ではあなたとその大物だけです。

するとその人がおもむろに、「あなたは何の研究をしているの?」
と尋ねてきました。

エレベータは90秒で目的階に着いてしまいます。
その間に自分の研究テーマをしっかり伝えて、アピールしましょう!!




・・・という内容です。
http://protoscholar.com/2007/10/30/the-academic-elevator-pitch/ ←このサイトの内容の改良版です。

このアサイメントはとってもよくできています。

まず、専門外の学会ということで相手は自分の専門分野についてほとんど知らないという前提ですので、研究背景なども説明しつつ、なるべく専門用語は避ける必要があります。また研究が将来どのような成果を生むのか、またほかの分野への波及効果はあるのか、なども加えるとなお良いでしょう。

そして自分の研究を語らせれば誰でも延々と話せますが、90秒という時間も絶妙です。
簡潔に、でもしっかり相手に面白いと思ってもらえるような印象に残る内容に仕上げなければいけません。これは英語力だけの問題ではないですね。。

またこれは発音の授業の一環なので、しっかり習ったアクセント、発音、間合い、リズムなども反映させる必要があります。

誰にでもわかるように、そして面白い、もっと知りたいと思ってもらえるような内容に仕上げるのは簡単ではありませんが、それができないと自分の研究を理解しているとは言えません。

研究計画を立てている今の段階ではとてもためになる授業です。





0 件のコメント:

コメントを投稿