こんにちは。
今日は午前中から活動して、充実した土曜日でした。午後はジムにも行って、しっかり走ってウェイトトレーニングもしてきました。6000m build-up (2000m 60sec, 2000m 55sec, 2000m 50sec)、1000m ×3 (3'45, interval 200m jog)
いま、外では雪がちらついています。モントリオールの街は雪が似合います。。
とはいっても、家の中では暖房がしっかりきいているので、屋内にいる限り、まったく寒さは感じません。こちらでは省エネという概念があるのか?というくらい、暖房もガンガンつけますし(屋内は半袖の人も少なくない)、だれもいない部屋でも電気はつけっぱなし。「環境意識が低い!」・・・と見えますが、ケベック州では電力の98%を水力発電に頼っています。そして、電気料金は1kw/hあたり5.45~7.46カナダセント (約5~7円)。ちなみに日本では東京電力は1kw/hあたり8kwhまでは28.05円、以降は18.89円とのこと。ケベック州は世界で最も電気料金が低い地域の一つなんだそうです。そして、一部の余剰電力はオンタリオ州やニューヨークなどに売電までしているそうです。
この膨大な電力需要に応えているのは、Hydro Quebecという公営の会社です。(http://www.hydroquebec.com/en/index.html)
モントリオールから約700km離れたところにある川の流域一帯に、いくつも巨大ダムを建設し、はるばる送電しているとのこと。この水力発電のデメリットは、ざっと調べてみると発電所周辺の地元先住民からの根強い反対。そして、長距離にわたる送電網に依存した供給システム。1990年代には送電網のトラブルで真冬に5週間停電していたそうです(輪番停電も含めて)。
ケベック州では発電される電力はほとんど、低コストの再生可能エネルギーをもとに作られているんです。だから、節電という言葉を全然耳にしないわけですね。地球環境を汚していないエネルギーなので、電気を使うことにためらいがないのかもしれません。ダム作っている時点で汚していますが、火力や原子力に比べれば環境コストは低いと見ていいのでは。水力発電のデメリットを考慮しても、日本からするとうらやましい限りです。火力、原子力に依存した電力システム、なんとかならないものでしょうか。。
ちなみに省エネへの配慮は、ケベコワも一部の人はあるようですが、ゴミの分別やクールビズ、低燃費車、節電対策などの普及を考えると、省エネへの一般意識は日本人のほうが断然高いように感じます。日本の場合は資源に乏しいので、おのずと昔から省エネに心がけざるを得ないのでしょうか。ちなみにこちらのごみの分別は、「生ごみ」と「リサイクルごみ」の2種類だけです。「リサイクルごみ」はどのようにリサイクルされているのかな・・・?
とても魅力的な記事でした。
返信削除また遊びに来ます!!
りれきしょ さん
返信削除ありがとうございます, また遊びにいらしてください!