2015年7月10日金曜日

大学院生の休暇

こんにちは。

お久しぶりです。日本はまだ梅雨のようですが、モントリオールはいよいよ夏本番になってきました。先週まではJazz Festivalがあり、モントリオールのダウンタウンのあちこちでコンサートがたくさんありました。自分も、無料で見れるのだけ選んでいくつか観に行きました。


さて、この夏でモントリオールに来て2年になります。
当初は3年の計画できましたが、1年目は授業でほぼ研究には手を付けられず、最低4年はかかることが判明。ということは、いまちょうど折り返し(もしくはその少し手前・・・?)ということになります。これまでの2年間はインプットのみで、とにかく周りに追いつくために知識を吸収して、技術を身につけて、環境に適応して・・・ということに夢中でがむしゃらに取り組んできました。

今は、ようやくデータ測定も始まり、すこし自分のプロジェクトが軌道に乗ってきました。
この辺で、次のステップに向けてもう少し前を向いて周りを見わたしてみたいと思います。

自分のキャリア目標はあくまで日本でリハビリテーションを発展させることにあります。日本のリハビリテーションはすごく進んでいる点と、本当にまだまだ未熟な点があります。いい点はしっかり世界に情報発信して、未熟な点はもっと伸ばす必要があります。


この2年間で、研究の基礎をしっかり学んできました。ただ、今カナダで経験したことを日本で活かすには準備が必要です。この夏は今後のステップに向けて半歩くらい、前に進めればと思います。

この夏は、7月22日からブダペストでProgress in Motor Control 2015に参加し、その後7月28日から神戸で神経科学学会に参加してきます。今回の夏休みは、学会からスタートです。今は夏休み前の追い込みで実験や論文執筆で大忙しです。

ちなみに、まだcomprehensive examの結果は出ていません・・・。予定では6月初旬に結果が出るはずなのですが、そこはモントリオール時間ということでしょうか。。。


こちらの大学の学部生の夏休みは多様で、ある学生は企業にインターンで働いたり、あるいは研究室でSummer studentとして働いたり、あるいは旅行にでかけたります。一方で大学院生の夏休みに大体の場合、バケーションで旅行に行ったりすることが多いのです。おそらく日々の研究のストレスの発散がやはり必要なのでしょう。ただ、留学生の立場からすると、大学院生こそ、今後のキャリアにつながるような夏休みにしたいものです。


この夏は、とにかく色々な人に出会って、話を聞いて、世間にはどのような可能性があるのか探ることが一つの目標です。

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