2014年5月30日金曜日

Biomechanics Conference

こんにちは。

今日はBiomechanics Research in Quebec Conferenceという学会に参加してきました。
http://www.crbq-brqc.com/
発表はせず、ただ聞いただけですが勉強になりました。

たいていの学会は国際学会でない限り、フランス語と英語どちらでも発表して構いません。
序盤は英語での発表だったのですが、ある発表者が「フランス語の方が緊張しないのでフランス語で発表しますね」と言ったのを皮切りに、その後しばらくフランス語での発表が続きました。
しまいには進行もフランス語になる始末。。

Abstractはすべて英語だったので、てっきり発表も英語かと油断していました。

こうなるとやはりフランス語も少しは勉強しないといけないかな・・・と考えさせられます。


Biomechanicsはリハビリテーション分野の研究ではとても身近な分野です。
Kinematics(運動学)、Kinetics(力学)などの指標を用いてヒトの姿勢・運動を定量的に表現する分野です。

自分の専門である運動制御はこれらBiomechanicsの指標や生理学的指標を用いてヒトの姿勢・運動がどのように制御されているかを研究する分野です。

自分の指導教官は「Biomechanicsの学会に行ってもみなdescriptive(記述的)な発表ばかりだからつまらない」と言っていました。

たしかに、Biomechanicsの研究は運動をいかに表現するかを追求するのに対し、運動制御研究はそれらの運動を制御するメカニズムを明らかにしようとする分野です。

しかし、Biomechanicsはメカニズムについて議論する前にまずなにが起きているのか?を表現するうえでとても重要な方法論です。運動をとらえる術がたくさんあるに越したことはありません。
なので先生の言っていることを念頭に置きながらも、これからも積極的にBiomechanicsの勉強は続けたいと思います。


今日は一日座りっぱなしだったので、学会が終わったあとにMont Royalに走りに行きました。最近は週3日くらいは運動ができているので調子いいです。山もすっかり緑になって、ジョギングにはいい季節になりました。家から山頂までの往復で約1時間のジョギングです。

Monument à Sir George-Étienne Cartier(Park沿いの銅像があるところ)からMount Royal Chalet(山頂の展望台)まで、Chemin Olmstedという道沿いに上っていく約4.5kmのコースがあります。
登りの時間を測っていますが、今日は19分23秒でした。当面の目標は18分台です。

明後日はいよいよtour de l'ile de montreal(自転車レース)なので、楽しんできたいと思います。




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