今日はこれから別の授業でプレゼンがあるので、がんばります。
タバコによる健康被害は各国共通の問題ですが、それに対する取り組みは国によって様子が違うようです。日本では、タバコ売り上げ減少に伴いJTが人員削減と生産量縮小に踏み切ったようです(http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20131031-00000004-jnn-bus_all)。喫煙者が減るのは医療者からするととてもいい傾向だと思います。
JTは最近、喫煙マナー向上をうたっていますが、決して禁煙を促すことは行いません(未成年の喫煙はハッキリNOの立場をとっているようです)。タバコに対するイメージを損なうことに関しては手を加えないようですね。むしろ、タバコのマナー向上を通してタバコのクリーンなイメージを保つことに努力を注いでいるように見えます。ちなみに、「喫煙と健康に関するJTの考え方」というところで、JTとしては喫煙による社会コスト(肺がん、肺気腫など)は因果関係がはっきりしていないという立場をとっています。(http://www.jti.co.jp/corporate/enterprise/tobacco/responsibilities/responsibility/index.html)
二酸化炭素による地球温暖化も同様ですが、科学データの解釈に政治問題が絡むのには疑問があります。曇った顕微鏡でのぞいてみても、真理は見えないのではないかと思います。一部の人、団体の既得権益の保護と健康・環境とは天秤にかけられないのではないでしょうか。
タバコのパッケージを比べると面白いです。カナダのパッケージはいかにも毒々しい見た目です。ここに載せたのは探した中で一番ショックが小さいパッケージです。一方で日本は・・・文字のみでしたね。この文字の大きさ、何とも絶妙な曖昧さをもつ文面を決めるのも、きっと様々な意見があったのではないでしょうか。タバコの害に対する考え方のコンントラストがみてとれます。
どちらが正しいのでしょうか?
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