2016年11月10日木曜日

モントリオールで出産

こんにちは。
いま、自分の奥さんが妊娠しており、11月23日が予定日なのでもう臨月です。
海外での出産には様々な不安がありますが、こちらでの出産を決めてくれた奥さんに感謝です。

自分の奥さんはJewish General Hospitalで出産予定で、先日、この病院でオリエンテーションがありました。この英語でのオリエンテーションは月に一回、平日の19:00から21:00まで行われています。

出産に向けた準備、陣痛を感じたらどうしたらいいか、入院に必要なもの、どこに行ったらいいのか(駐車場や入口)、出産の流れ、出産後の処置、退院後の手続きなど、事細かに教えてもらえました。

月一度という頻度もあってか、参加者が思ったよりも多かったです。


平日の夜にやる理由は、おそらく出産する女性だけではなくそのパートナーの参加もしやすいようにとの配慮でしょう。だいたいがカップルで出席していました。

こちらでの出産には心配も多いですが、友人同士のつながりが強く、出産経験のある友人や近所の友人の助けをたくさん借りていて、日本にいるのと変わらないくらい多くの人に気にしてもらえていると思います。

こちらの産科のスタイルは、決して一つの考えを押し付けることはないようで、様々な点で両親の意見が重視されているようです。たとえば、母乳に関しても、母乳のメリットをしっかり強調しつつも、最終的な方針(完全母乳か、あるいはミックスか、いつまで飲ませるか)は両親に委ねるとしています。痛みのコントロールも、どのような鎮痛処置をいつ行う、行わないか、なども同様です。出産のときの姿勢なども、好みの姿勢があれば危険のない範囲で自由だそうです。

あくまで必要な情報はしっかりと与え、母体と赤ちゃんの安全がしっかりと確保される範囲で、両親の意見を尊重するというスタンスです。宗教、信条など様々なこの国では出産も多様なようです。

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