2014年1月25日土曜日

基準の違い

こんにちは。

モントリオールという違う環境にいると、基準が違うなぁと感じることがよくあります。
日本にいると当たり前でも、そうじゃないことって実はたくさんあります。

たとえば挨拶。
モントリオールでは挨拶でハグして、左右の頬にキスにします。
日本人からすれば、ハグもそんなにしないし、キスなんてまずしません。
アメリカ人からしても、キス2回は多いなという感じだそうです。
でも、ブラジル人の友人からすると、モントリオールの人は挨拶が冷たいと感じるそうです。


他にもたとえば授業態度。
日本では、授業態度は小学校から高校まで先生が繰り返し叱っていたのを覚えています。隣の人と話さないとか、飲食しないとか、姿勢を良くするとか。中学の時には学生が頬杖つくのに異常にこだわって、いつも怒っていた先生がいた記憶があります。なので、授業中正しい姿勢でおとなしく座っている学生が授業態度がいいとされていると思います。

欧米では異なります(知る限り少なくとも大学レベルでは)。授業に参加することが授業態度がいい、とされているそうです。つまり、授業中に質問し、意見することです。したがって、授業中に前の机に足を乗せようが、足を組もうが、頬杖をつこうが、先生の前でお菓子を食べようが、別に授業態度が悪いとは思われないし、むしろ先生が「そのお菓子ちょうだい」とか言ったりしてます。


ほかにも違うことだらけです。挙げだしたら本当にきりがありません。
この基準の違いをどう受け止めるかによって、海外生活のストレスはずいぶん変わると思います。
どうせなら違いを楽しめた方が良いなと思います。日本の良さや悪さに気づくのも、こういう違いに遭遇するときです。

自分は違いを楽しめているのかはわかりませんが、こだわりも強くないので「そういうのもあるよね」と受け流している感じです。


最近は自分の中で「寒い」の基準が完全に変わりました。
「お、今日は暖かいと思ったら最高気温マイナス8℃か。」

今はだいたいマイナス15℃以下が「寒い」の基準のようです。


2014年1月18日土曜日

1st Week is Over

こんにちは。

日本からモントリオールに戻って1週間が経ちましたが、あっという間でした。

今学期も周りの人から授業取りすぎじゃない?と心配されるくらい取っています。でも、1年目はまずはとにかく研究の基礎を吸収できるだけして、そして2年目からは自分の研究に本腰を入れて取り組めたらと思っています。
自分なりに考えて、消化不良にならないギリギリまで授業を入れてみました。学期中盤・後半にどうなるかはこれからのお楽しみです。
一つ一つの授業に集中したいからと、少ししか授業を取らない学生もいますが、自分はけっこう時間を決めて一日にいろいろな勉強をするのが好きなので、むしろ少し多めに取った方がはかどるタイプです。

今日は友人と図書館で統計学のアサイメントを一緒にやって、終わったらジムに行きました。
統計は秋学期に苦しんだおかげで、だいぶ基礎が固まったように思います。手計算なら任せろ、といったところですが、今度はプログラミングの能力が要求される授業でした。
これまでの人生でプログラミング経験が全くないため、また一からお勉強です。
なんだかモントリオールに来て、全く分からいことに取り組むことが多すぎて、それに対処するのに慣れてきた気がします。いちいち狼狽しなくなってきました。必要ならやるしかない。


今日は運動後クールダウンをしていたら、ジムで運動している学生に無料でRed Bullを配っていたので、いただきました♪
買うと結構高いのに、無料で配っているとは太っ腹です。


 自転車エルゴ(160W, 100rpm, 10min)、ウェイトトレーニング、ビルドアップ(2000m 60sec/200m, 1000m 55sec/200m, 1000m 50/200m)


2014年1月13日月曜日

Adjusting time

こんにちは。

現在カナダは冬時間ですので、日本とモントリオールの時差は14時間あります。
今回の日本帰省では時差ボケ対策としてメラトニンを試してみました。


時差ボケは、実際の時間と体内時計のずれによって生じます。
実際の時間は昼なのに体内時計は夜だと日中に眠くなり、逆に実際の時間は夜なのに体内時計は昼だと夜に眠れないという状態になります。
したがって、時差ボケを治すには現地時間に体内時計を順応させる必要があります。

下記のURLで詳しく色々な対策が紹介されています。(メラトニン服用については無いみたいです)
http://www.travelerscafe.jpn.org/jisaboke.html

メラトニンはヒトの体内時計を調節する役割を担っています。
日光のように強い光を浴び、夜間に暗くなると脳内でメラトニンが分泌され、ヒトは眠気を感じるそうです。メラトニンは眠気を誘発することから、睡眠薬としても用いられることがあるそうです。カナダではドラッグストアで安価で売っています。ただ、その効果や服薬量、副作用については検証が十分ではないようですので、長期間の服薬には医師に相談した方が良さそうです。

今回は飛行機の中で目的地時間で夜の時間帯にメラトニンを飲み、さらに目的地に着いた夜にメラトニンを飲んでみました。そして、到着後の日中はなるべく日光を浴びるようにしました。

日本に帰った際には、メラトニンのほかに日中にジムで運動も行ったことで、到着日の夜からよく眠ることができました。
カナダに戻ってきた際にも、メラトニン効果か到着日の夜からしっかり眠れました。

しかし、正月ボケの影響で夜に寝すぎてしまう習慣がすっかりついてしまいました。
時差ボケ+正月ボケのダブルパンチにならず良かったです。

ちなみに今朝は授業初日でなんだか興奮して夜にあまり眠れず、結局寝不足のままでした。
明日の寝坊に要注意です。




 



2014年1月12日日曜日

すべる氷とすべらない氷

こんにちは。

モントリオールは12月下旬と1月上旬の寒波の影響でだいぶ気温が下がったようですが、最近は最高気温が3℃くらいあります。気温が低すぎるのも問題ですが、高いのも意外と大変です。
道路の氷や雪が日中に融け、夜間に凍り、日中にはいい感じに融けて滑りやすく、歩行者や車にとっては非常に危険です。

昔、織田裕二がスタッドレスタイヤのCMで言ってました。


「乾いた氷はすべらない」

これ本当です。氷点下20℃とかだと、氷上を歩くのはそれほど苦労しません。
一方で融けかけた氷の上を歩くのは非常に危険です。

 
今回日本に帰国した際に、妻から良いブーツをもらいました。
 
 
DUNLOP製のウィンターブーツです。DUNLOPって靴も作っていたんですね。
そういえばテニス用品やゴルフ用品とかもあった気がします。
 
このブーツは軽いうえに滑りにくく、防水性も完璧です。さすがはタイヤメーカー。
しかもけっこう値段もお手頃のようで、オススメです!
 
ただ、このような靴でも滑る道は滑ります。あとは氷の凸凹とかを利用して滑りにくい道を選ぶか、あえてスケートのように滑りながら移動するか。
とにかく歩道も歩くのに緊張感があります。慣れの問題でしょうか。
 
 
全然話題が違いますが、ここまでタイヤ関連で来たので。

ケベック州では、12月15日までにすべての車は冬用タイヤに交換することが義務付けられています。違反者には罰金が科せられるようです。
12月15日に近づくとどこのガレージも混んで大変だとか。
あと、冬用タイヤを狙ったタイヤ泥棒もあるそうです。

冬が厳しいと、大変ですね。

 
 

2014年1月11日土曜日

Back to Montreal, Beginning of 2014!

明けましておめでとうございます。
だいぶご無沙汰ですが、無事に生きております。

12月15日から1月10日まで日本に一時帰国しており、昨日モントリオールに到着しました。
今回は特別に遠くに出かけたり、多くの友人や親戚にあったわけではなく、家で家事をして、ゆっくり勉強して、温泉に入って、録り貯めてたテレビ番組を飽きるほど見て、実家にも帰って、しっかり太って帰ってきました。

8月に日本を発ってからわずか4か月での帰国でしたが、日本のすべてが新鮮で、日本は改めていい国だと思いました。そして、やはり家族はいいなとしみじみ思いました。
はやく家族で住めるように、今はモントリオールで頑張るのみです!

早くも、もう次の帰国が楽しみですが、日本を発つときにはカナダへ帰りたくない、とは思いませんでした(思わないように自分を説得しました)。

モントリオールでの生活の苦難を挙げればきりがありませんが、モントリオールで経験していることは、自分の人生では今、このタイミングでしかできないと思います。また、この経験が将来の自分の力になるだろうと確信を持って言えます。


さて、授業は1月6日からすでに始まっていますが、オリエンテーションのみのため実際には来週の月曜日が本格的な冬学期の授業開始です。

いよいよ修業の再開です。

幸い、秋学期の成績が思ったよりも良く、努力が報われたようです。
冬学期も凡人は努力でカバーします!

本年もよろしくお願い致します。